2018

あけましておめでとうございます!

今回の記事は2018年のまとめということで、twitterで募集したみなさんのベストを羅列するという他人のふんどし企画です。テーマはこんな感じです。

 基本的にはリストを送ってくださった方々のTwitter ID順に並んでいます。()内の数字は選考対象期間です。長い上に情報量多い記事なので時間が空いた時に読み進めていってください。曲やアルバムのタイトルを押すと各種ストリーミングサービスや販売サイトへ飛べるので是非!twitterから飛んできた方は別にブラウザを経由して見たほうが都合がいいかもしれません。

 


マイベスト日本語ラップソング(2018)

01:magical ponika - Ⅰn the past

コメント:僕には不眠症の気があり、その日も掛け布団の枚数を調整してみたり脚のポジションを変えてみたりしながら夜を使い果たしていました。午前5時過ぎに眠るのを諦めてsoundcloudをいじってた時に見つけたのがこの曲です。確かなメロディーも幼い声も良かったんですが、なにより歌詞が絶妙でグイグイ入ってきました。すべてここに書き出したいくらいです。「僕は苦しみを泳ぐ幸せなcrymer」とか良くないですか?泳ぐのはクライマーじゃなくてスイマーだと思うんですけどそういう話は聴きたくありません。「あげてるmy shit」も好きです。ラップ歴はまだ浅いみたいですけどあげ続けていってほしい。ヤーヤーヤーのアドリブもmagical ponikaのために発明されたとしか思えません。ところで書き忘れていましたがmagical ponikaは魔法少女です。魔法少女味はここら辺の曲で堪能できます。歌詞の面白さで言えばこの曲もオススメです。これはかっこいいmagical ponika、Ⅰn the pastが好きな方にはこちら


02:Moment Joon - マジ卍 (Prod. by Young Wii)

コメント:攻撃的なラップは大好物なわけですが、この曲のテーマは排外主義へのカウンターであって、ラッパー同士の小競り合いとは違って自分も少なからず共感する部分があるし、この時代にこの人が歌う道理があります。5月にアップされたライブ映像ですでに披露されていたこの曲ですが、録音バージョンでの最後のサビの部分の展開には不謹慎ながらにやけてしまいました。ともかく、この曲のリリースが2018年中に間に合ってよかったです。


03:dodo - hell

音楽への愛を童貞による女性への憧れに重ね合わせ歌っていた初期のdodoからかなり遠くまで来ました。


04:Mall Boyz - Cool running feat. SEEDA

SEEDAが楽しそうで良かったです。


05:BAD HOP / 2018 feat. Vingo & Benjazzy (Prod. by ZOT on the WAVE)

この曲のBenjazzyは他の曲と比べて耳に残る歌詞が少ないんですが、ZOT on the WAVEの力(このイントロだけで一生飯が喰える世の中になってほしい)と曲の短さ(無駄なあれやこれがない)とテーマの潔さ(とはいえ来年以降も無理矢理ライブしてほしい)で選びました。


06:YoungTokumitsu - パンツ売る女

こういうテーマのラップは聴いたことありませんでした。


07:ANDREW - POWER DNA / パワディエネ

ANDREWはラップスタア誕生で知りました。このシーズンは他にhzmっていう人も気になりました。この人はまだあまり曲出していないみたいですけどこれからが楽しみです。


08:KENSEI - Revenge Remix feat. Fuji Taito (Prod. by KENSEI)

Fuji Taitoはこのスタイルで言葉選びも言葉遊びもしっかりしてるのが面白いです。これの最後の電話のくだりとか。Fuji Taito、Weny、Hideyoshi、高校生ラップ選手権で全然だった人たちがかっこよくなって名を挙げていく流れめちゃくちゃ熱いですよね。dodo売れてくれ。。。


09:LEX - Flower

好きなアーティストの年齢がはちゃめちゃに若いということが発覚してもまあそういうこともあるよねとしか思えなくなってきた


10:TYOGhOST x TYOSiN x familypet - The Worst/惨め (Prod. by yurei)

2018年度一番好きだったビートメイカーはyureiです。TYOSiNのことはKID NATHAN名義のファーストを聴くまでこの曲で本人が歌っている通りKOHHのパクリだと思ってました。バカでした。大好きです。


11:紅桜 - 土壇場口上 (Prod. by I-DeA)

「私おかしいでしょう~キーが持たぬ」までのくだりが面白いです。dj hondaと作ったアルバムはどうなったんでしょうか。

 


マイベスト日本語ラップアルバム(2018)

01:Tohji - 9.97

嫌いな部分がないです。


02:dodo - default

昔benzeezyがアップしていた歌詞解説(すでに削除されているようです。benzeezyじゃなかった可能性もある)を読んでからdodoの歌詞を深読みするようになりました。唐突に出てくる単語ひとつとってもなにかしら意味があるんじゃないだろうかって考え込んじゃいます。


03:Mall Boyz - Mall Tape

Tohjiソロより明るくて楽しかったです。空騒ぎって感じもします。出る前はクルーよりソロだせやーって思ってましたけどgummyboyも歌詞面白いしTohjiとの対比で良い感じです。「9.97」は全曲pv出してたんで、Mall Boyzも勝手に期待してます。

 

04:Minchanbaby - 都会にまつわるエトセトラ

かつてロリータ趣味やアニメ好きを前面に押し出していたミンちゃんですが、近作では希死念慮や絶望をテーマにラップすることが多くなっています。押韻の制約が面白い歌詞を生み出すのと同様に、限られたモチーフを繰り返すことでミンちゃんの世界は拡大していきます。新しいのは若いのに任せて大人のヒップホップを、とか言ってるおじさんよりミンちゃんみたいに同じ土俵で殺しにいくおじさんが好きです。


05:OH!KISS - Mosquito

今年知ったラッパーなんですが、僕の今のモードにしっくりきたのもあって再生回数では一番だったと思います。作詞能力が異様に高いです。クルーで出してる曲も含めて過去作置いときます。知らない人はぜひ聴いてほしいです。
OH!KISS | oh kiss | Free Listening on SoundCloud
Oh Kiss - Shits to Remember
Music | OH!KISS
NICE GUY$ | Free Listening on SoundCloud
NICE GUY$ - Love Situation
Nice Guy$ - kissin n dreamin
LOWTIDE BOYS | Free Listening on SoundCloud


06:Young Yujiro - Motive

ラップの完成度や柔軟性の高さは言わずもがなですがいつもいつも外しが聴いてて粋です。過去のミックステープよりキャッチーな曲が多いので、まだYoung Yujiro聴いたことないって人はこのアルバムから入ればいいと思います。


07:Moment Joon - Immigration EP

「井口堂」「マジ卍」と政治色の強い楽曲が続いた後、「Mother Tongue」を折り返し地点にして中盤からはラブソングが増えていきます。それも一般的なラブソングのように普遍的な開放感を目指したものではなく、あくまで「Moment自身の、個人的な愛を歌ったそれ」といった印象を受けます。そしてEPの最後は再び政治色の強いimmigangが流れるのですが、Momentの内側に触れた後の耳には「プライベートな部分を守るためには社会に開かれざるを得ない」というメッセージが伝わってきました。ちなみにこのEPはデータ配信がされていません。しかしなんと!今ならこのサイトで注文してお金を払うとCDが送られてきます。当初はライブ会場限定で販売されていたこともあって枚数が限られている可能性もあります。買うなら今ではないでしょうか。

 

08:呂布カルマ - SUPER SALT 

クールコアの方向性を先に進めたアルバムで大好物でした。とかく説教くさいだの宗教くさいだの言われがちな呂布カルマですが、彼は面白いラップをすることにしか興味がないように感じます。そのツールとして呂布カルマというダークヒーローを演じているというか。音源よりさらに外側に開けたテレビでのMCバトルやTwitterという場でそのロールプレイを続けた結果が諸々の炎上なんじゃないでしょうか。アニメや映画だと倫理から外れた悪役がいてもストーリーの流れや他の登場人物との対比で作品全体のメッセージを調整できますが、現実の呂布カルマはひとりなので責任は彼自身に降りかかります。だから何って話ですが。

 


マイベスト過去作(~2018)

☆onnen - No More Void 4 Lonely
コメント:粗悪ビーツのアルバム聴いてたら我慢できなくなって引っ張り出してきました。セカンドも出してほしいですがこれはこれでもう完成されちゃってる感じがするのでアルバムは1枚だけで良いのかなとも思います。それはそうとしてセカンドが聴きたいです。


☆S.L.A.C.K. - WHALABOUT
最近のスラックはこわいです。この頃もこわいことには変わりないんですが、ストイックさが内に向いててフロウも歌詞も外しが聴いてて楽しく聴けます。リラックスしつつもヨレヨレのラップスタイルが妙な緊張感を生んでいて,、何度聴いても全く飽きません。

 

☆ZOMBIE-CHANG - GANG!
よく分からんけどお洒落な人々が聴くやつでしょ?くらいの認識で今までスルーしてました。そういうの本当にやめたいです。踊れます。踊れるといえば以前ひとと音楽の話してる時に部屋で1人で踊っててコップを割った話をしたらドン引きされてショックを受けました。普通は夜中に道で踊ってて不意打ちに人間とエンカウントした瞬間ジョギングのムーブにスイッチして誤魔化したりしないという話でした。

 

小袋成彬 - 分離派の夏
タイトルとか雰囲気で警戒してたほど難解さも感じずすっと入ってきました。ラッパーじゃない人もこれくらい韻踏んで歌ってくれた方が楽しくなると思います。

 


総論:今年はずっと歌詞に固執してました。どっかで聴いたフレーズばっかりのパリシも単曲だと好きなのあるんですが、次何歌うんかなってワクワク感とか何度聴いてもまだなんか隠れてるなーって思えるやり込み要素がないとアルバム単位で聴くのはキツかったです。これ聴くならラジオ聴いてた方が楽しいなみたいな。だからインスト曲も日本語以外の楽曲も例年以上に聴けませんでした。まあこれも自分の中の流行りの話なんで1年もすればまた別の楽しみ方が発見できると思いますが。あとそれとは別に今回ブログ書いてて改めて"音楽自体"の話するのは難しいなと感じました。”音楽自体とは”みたいな難しい話は置いといて、歌詞とかアーティストのパーソナリティーの話抜きで音楽を語る語彙力が僕にはありません。
話は変わりますが2018年1月24日、僕の大好きなアーティストのひとりECDが亡くなりました。2017年時点で公開されていたドキュメンタリーに一時退院中自宅でレコーディングするECDの姿が映っていました。一人の人間として少しでも長生きしてほしいという気持ちはありながら、その姿に感動し新曲を早く聴きたいと感じるある種残酷な自分がいたことも確かです。また2018年度末、RYKEYの例のインスタライブが話題になりました。この時も「自分の身の回りにこのような事態は絶対起こってほしくないしあれで盛り上がるのはなしでしょ、という自分」と「普段から確実にそういうゴシップまで含め楽しんでるし現にRYKEYの件も面白半分で眺めてしまっている自分」の両方が存在しました。元々特にヒップホップに関しては共感というより自分にないものを求めているオタクリスナーなんですが、ドキュメンタリー的な作品が好きなこともあり、自分にとって作品とそれを作っている人物はどこまでいっても分けて考えられるものではありません。。突然ですがこの話がどこにいくのか自分でも分からなくなってきたのでここらへんで切り上げたいと思います。元より倫理的に正しく居続けることなんてできないしそのつもりもありませんが、考え続けるのが大切なのかなと...

 


マイベスト日本語ラップアルバム-有料盤-(~2018)
・MAVEL - 4 DAYS
呂布カルマ - SUPER SOLT
・pinoko - Hotel
・カタルナイシン(Catarrh Nisin)- Moratoriam
空也MC - PLOJECT飛鳥 LP
・Nue The Hermit×宇宙忍者バファリン - UKIGUMO
・Disry - 熱源 COMPILATION ALBUM
・Ace the Chosen onE - Black Jam
・唾奇×HANG - glitsmotel
・Jeva - 伊藤純

 


マイベスト日本語ラップアルバム-無料盤-(~2018)
・Itaq - A Long Dream
・Itaq - 曖昧
エスタロンモカオカ×Kissra - Travelers
・Jin Dogg - 2nd High
・嘯 - 嘯 2018 demo album
・HaKoBuNe - Kimama

 


マイベスト日本語ラップソング(~2018)
・高槻POSSEと竜巻一家 - 街の灯
・NEW FUNK - TWO SIDE VIEW feat.MAVEL,O,切刃,Disry beat by.Bugseed
・2RABU - Swindle the Crown feat. Lydia & DJ SION
・アサキ - Moldy feat. ハシシ(電波少女)
・yumeo x Itaq x PAKIN x Catarrh Nisin - FRAGMENT 
・A-QUIK & 140 - Banger
・空廻 -https://www.youtube.com/watch?v=TtgB3dZ3kD4 
・唾奇×HAHG - i believe
・pinoko - where r u going?
・トラウマ from 604 - ピンクエレファント

 


マイベストロック&ポップスアルバム(~2018)
・Reol - 事実上
・Survive Said The Prophet - s p a c e [ s ]
・米津玄師 - BOOTLEG
・SPARK!!SOUND!!SHOW!! - 火花音楽匯演
The Prodigy - No Tourists
・The Fever 333 - Made In America
・skillkills - THE BEST
LONGMAN - Walking
Linkin Park - Meteora
・MASTERPEACE - FUTURE REVOLUTION

 


マイベストロック&ポップスソング(~2018)
マキシマム ザ ホルモン - maximum the hormone Ⅱ~これからの麺カタコッテリの話をしよう~
・Crystal Lake - THE CIRCLE feat. Masato
・それでも尚、未来に媚びる - 也子
・Reol - サイサキ
・米津玄師 - Loser
・Survive Said The Prophet - found & lost
Foo Fighters - Run
・Age Factory - GOLD
・Mildrage - Armerica
・Snail's House - Pixel Galaxy

 


コメント:2017年・2018年度共に豊作だったためか、振り返ってみると2017年度前後のものも、結構聴いてた気がします。個人的には、大好物の90年代後半Nu-Metal系の復活やアップデートが聴けたり、ラップミュージックの他ジャンルに与えた影響がこれまで以上に感じられた年でもあったので、新譜を追いかけるのは楽しかったです。

 


マイベストアルバム(2018)

小袋成彬 - 分離派の夏
☆AAAMYYY - MABOROSI WEEKEND
☆さとうもか - Lukewarm
Omar Apollo - Stereo
☆Jay Prince - Cherish
☆KID FRESINO - ai qing
☆VaVa - Virtual
A$AP ROCKY - TESTING
☆kZm - DIMENSION
☆Friday Night Plans - LOCATION -Los Angels-
☆Moodoid - Cité Champagne
☆Years&Years - Palo Santo
☆Confidence Man - Confidence Music for Confidence People
☆Channel Tres - Channel Tres
☆Teyana Taylor - K.T.S.E.
三浦大知 - 球体

 


コメント:「自分は“わかりやすい音楽”が好きなんだな」ということを改めて認識した一年でした。

今年初めてフジロックに行きまして、そこで初めてサカナクションのアクトを観たんですね。ヒット曲連発、映像などの演出も凝っており海外からの客も盛り上げる大満足の内容でしたしその日の個人的ハイライトでした。
わざわざそんな時に見なけりゃいいのに一種の依存症でTwitterを開きました。今年のフジロックYouTubeで中継されていてTLの人も感想を書かれてたんですね。
で、そこでフォローしていた方の一部が「サカナクションのアクトは低レベルだ」(ニュアンスです)」という話題で盛り上がっていました。ようするに「ヒット曲連発で盛り上げて何か音楽的“意義”はあるのか」ということが言いたかったみたいです。
「は?ふざけんな」と。僕はわざわざリボ払いを駆使した高い金を払って(そろそろ払い終わります)、初めてやってきた新潟の大自然の中、iPhoneの小さい光の中にある持論を読んでブチ切れて機嫌を損ね、その場でその方々をブロックするというどう考えても自業自得なテンションの落とし方をする羽目になりました。

今回選んだ小袋成彬氏のアルバムもそういう意味で賛否両論でした。
「もっと音楽的"意義”のある作品を期待していた」という論評がTwitterなどでは多かったように感じています。この作品を僕が選んだ理由は、音楽にそんなものを求めていないからかもしれません。僕にとって重要なことは革新性やメッセージ性ではなく(もちろんそういうのを気にするときもありますが)、ノリがいいか、聴き馴染みがいいかというところなんだなと。
また今年話題になった三浦大知氏の「球体」も、革新性・意外性を表出しつつも彼の元々のファン(大知識人と言うのかだいちゃーと言うのかどっちが正しいかわかりませんが)が「意味わからん」とならないような聴き馴染みの良さも担保されていたと思います。

正直そこに対してコンプレックスはあります。音楽好きみたいな態度取っておきながら未だにD'AngeloのVOODOOを通しで聴けないですし、RadioheadOK Computerを聴いても頭に?が3つくらい浮かびます。
音楽を聴くセンスは自分には無いのかもしれません。しかしVaVa氏がラップしているように「もうカッコつけても そろそろボロが出そうだよ だったらきみと踊りたいし 俺は俺でいいよ」と言う気持ちで音楽を好きであり続けたいと思います。

 


マイベストソング(2018)

01:Soakubeats - Fall feat. Jin Dogg

02:BAD HOP - 2018 feat. Vingo & Benjazzy03:ゆるふわギャング - Palm Tree
04:kZm - Dream Chaser feat. BIM
05:jjj - MIND(yefreestyle)ft.KID FRESINO
06:釈迦坊主 - Tokyo Android
07:仙人掌 - darlin' feat.  jjj
08:SANTAWORLDVIEW - knee!
09:GOODMOODGOKU & Weny Dacillo - cold
10:5lack - Turn
11:BAD HOP - Drip Wave (feat. Vingo & Bark)
12:Awich - Love Me Up
13:Shurkn Pap - Road Trip
14:VaVa - 現実 Feelin' on my mind
15:KID FRESINO - Arcades ft.NENE

 


マイベストアルバム(2018)

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー サウンドトラック

コメント:今年の8月に公開された映画サウンドトラックです。映画ありきなので趣旨と違うかもしりませんが...

映画は母と娘(既婚)の絆がストーリーのメインで、ABBAの名曲が使われているいわゆるミュージカル映画です。

私は今年の6月に婚約、11月に結婚したのですが、結婚して自分の名字が変わり家を出ることがリアルになったときに映画を見て、号泣しました。

サントラはABBAのオリジナルではなく、劇中で歌われた曲がそのまま収録されているのですが、本家より聴きやすく、映画を観ていなくてもストーリー性がある並びになっています。

サントラを聴いた上で、ぜひ映画を観てください!前作を観た方が話が入って来やすいですが、wikiで読むくらいでも大丈夫です。
新しい年一発目の涙活にぴったりです、ぜひ!

 


マイベストアルバム(~2018)

☆Hideyoshi - Never Be The Same
☆Cracks Brothers - 03
☆Nomcore Boyz - TOKIO TELEPORT
☆Rykey - MZEE
☆YamieZimmer - Arsonist Under
☆VaVa - Virtual
☆Mall Boyz - Mall Tape
☆MOLT - MOLT
☆Young Yujiro - Motive
☆Fuji Taito - Bangaz

コメント:ブーンバップに対して食傷気味な一年だったので、トラップ寄りのアルバムをよく聴いてました。そのきっかけとなったHideyoshiのアルバムはダントツ一位なくらい好きでした。

 


マイベストソング(~2018)

☆BAD HOP - 2018 feat. Vingo & Benjazzy
☆BES & ISSUGI - WE SHINE
☆dodo - kill more it
☆Elle Teresa - 6AM
☆Mall Boyz - Higher
☆MUD - Brotershood
☆NF Zessho - Unlade
☆Pablo Blasta - Hvsh
☆Rykey - aborigine feat.漢a.k.a.GAMI & 道
☆STUTS - changes feat.JJJ
☆Tohji - flu feat.Fuji Taito
☆jjj - MIND(yefreestyle)ft.KID FRESINO
☆仙人掌 - Monday Fleestyle
☆Febb as young mason - SLAY
☆SKOLOR & Roof Top - TMDC feat.TYOSiN & Coogie,YUNGYU
☆その他ベストで選んだアーティストの楽曲

コメント:特に印象に残っているのは、Higher、Febbの件以降のJJJ、kill more itの"君は助手席 俺は歩道"、aborigineのhookです。
個人的に期待しているのは、TOKYO YOUNG VISON周辺、tohji、fujitaitoです。

 

im_a_rotten_orange|note


マイベストソング(2018)
★magical ponika『sick
コメント:年末に知って2日で10時間以上ヘビロテしていきなり2018年イチ聴いたソングに躍り出てしまった。trapは正直あんまピンと来なかったんだけど、何でかと考えたら多分カッコ良すぎる。

ラップって、「意表を突く」とか予想を裏切るところにカッコ良さや面白味がある気がする。韻だってただ音を並べてるだけだと意味の伝わらないギャグにしかならないけど、そこを音を重ねて意味も通すことでそれまでの既成の意味の秩序を裏切る、「そういう見方もあるのか!」と聴き手の世界を更新することができる。
それがやっぱり爽快で、だから俺はラップが好きなんだと思う。そう考えると、カッコ良い奴がカッコ良くラップしてても、エモそうな奴がエモくラップしててもやっぱ「ダサい」なと思えてしまう。まんま、じゃダサい。何か裏切って欲しい。
そこへ来てmagical ponikaの『sick』はもう殆ど完璧とも言えるような裏切り、からのハーモニーが感じられてどハマりしてしまった。裏切りというのは「カッコ良いtrap」のイメージに「エモ」いリリックとフロウを重ねてきたことで、これが本当によく合う。例えるならばそう生ハムメロン。もしくはチョコ掛け柿の種。
出てきた当初はマジか?!と思うものの一度味わったら病み付きになる組み合わせ。エモラップには食傷気味だけどtrapにも乗れなかったヘッズに是非ともおススメしたいマジポ二。

他にはライブで観て一発でやられたのがgato、phai、A perfect day for apple deer、踊footworks、Lucky Kilimanjaroなどでした。
とにかくみんなめちゃくちゃカッコ良いから観て、観てくれ・・・

 


マイベスト書籍(~2018)


1:東山彰良僕が殺した人と僕を殺した人
コメント:読み終わって3日くらい泣いてた気がする。東山彰良は個人的に「今日本で一番文章の上手い作家」の一人だと思っていて、その中でも最高傑作を更新してしまったのが今作。出版は2017年の春なんだけど、読んだのが2018年だったから2018年ベストに挙げさせてもらいます!
意味深なタイトルは興味を惹き付ける一方、物語の中で納得感が得られないと消化不良な気分になってしまう一種の賭けだと思うけれど、この作品は見事その賭けに勝ってます。基本的には青春小説であり、しかしミステリーでもある。
2015年のアメリカから始まる物語は30年前の台湾での少年時代の回想と交錯しながら意外な真実を浮かび上がらせる。かつて誰もがもがいた筈の世界との軋轢と、それによって狂ってしまった人生を大人になってどう受け止めるのかについて描かれた物語。友情と性愛が分化していく思春期の、それまでとそれからでは決定的に違ってしまった世界。そこから更に30年を経て、変わってしまったものと変わらないものとは何かについて自分の過去も振り返らされつつ読みました。
是非とも多くの人に読んで頂きたい名作。

 

2:早瀬耕『未必のマクベス
コメント;これもハードカバーが出たのは2014年のことらしいけれど、文庫で読んだのが2018年末だったのでランクイン!
会社員をやったことがないから実際に物語の設定や展開にどの程度のリアリティがあるのかは分からないけれど、空想冒険活劇として大変楽しめた。
主人公は大手IT企業から香港の子会社に社長として出向し、そこで親会社の裏金を巡る謀略に巻き込まれる。しかし本当に巻き込まれてしまったのは『マクベス』という悲劇であって、これは例えば『金田一少年の事件簿』で描かれるような「見立て殺人」とは違う。何が何だか分からない運命的な力で気付けばそのような状況に追い込まれている。
しかしその中でも譲れないものだけは守る、その為に手を汚した主人公。
勧善懲悪のストーリーではなく、この作品が「恋愛小説」である所以としては
公的な正義よりも個人的な情念に身を賭す、ということが徹底されていたからだと思う。その意味で、主人公は決して「ヒーロー」ではない。そこにある種の苦味を感じるラストではあったけれど、その苦味も含めて味わい深い作品だった。

 


マイベストソング(2018)


1:tofubeats - RUN
コメント:ダメな人のための曲って感じだけど、前向きさと後ろ向きさがバランスがちょうどいいので最高。

2:BAD HOP - 2018 feat. Vingo & Benjazzy
コメント:BenjazzyもすごいけどZOT on the WAVEも超すごいと思った。

3:TOKYO HEALTH CLUB - HなGAL feat. Kick a Show
コメント:2018年で一番韻が固かったと思う。

4:YMG - Go Crazy feat.WILYWNKA,FARMHOUSE,唾奇
コメント:YMGプライド無いんかと言いたくなる様な人気者の組み合わせだけどまぁ~よかった。

5:Gottz - Neon Step Yo-sea & Neetz
コメント:日本語ラップには珍しいしっかり上手いサビが100点。

 


マイベストアルバム(2018)


odd foot works(2018)
コメント:Diggy-MO'がオシャレバンドのボーカルだったら…という夢のようなアルバムでした。

 


マイベストアルバム(~2018)

☆ヨルシカ - 夏草が邪魔をする(2017)

コメント:最高、マジで聴いて欲しい、全体の流れ、歌詞、メロディ、全てにおいて言う事なしの完璧な作品


☆ヨルシカ - 負け犬にアンコールはいらない(2018)

コメント:最高、初回盤の歌詞カードを見る事によって最高度120%、これも聴いて欲しい

 

☆ずっと真夜中でいいのに。 - 正しい偽りからの起床(2018)

コメント:ここ最近の音楽で一番衝撃を受けた、必聴。ちなみに俺は初回盤予約で買えたけど発売後即完売。今年6月youtubeに1曲upするまで一切無名だったのに口コミで広がってすごい事になってる。

 

☆片桐 - よるのはじまりep(2017)

コメント:京都発のバンド、Hakubiのvo.によるソロ作、未完成っぽさが堪らない完成作、個人的には夜の新宿西口ってイメージ。デモ独特の音質の悪さってあると思うんだけど本作も個人的には音質があまり良くないと思う。けどそれも味があって良い。ちなみに本作はおそらくdemoではない。けど俺はdemoだと思ってる。


☆仙人掌 - word from…ep

コメント:仙人掌にしては珍しく説教くさい感じだけどパンチラインの宝庫

 

☆鎖那 - (un)sentimental specia(2016)

コメント:歌い手にハマっててyoutubeでたまたま鎖那を知って買った一枚。選曲も声も好き。

 

☆崎山蒼志 - 夏至 五月雨-single(2018)

コメント:youtubeでたまたま見つけた。現役高校生と思えない作品。癖になる。

 


マイベストアルバム(2018)

★dodo - default-EP (+彼の出した作品全て)
コメント:sad boyとか言うのも躊躇われるほどの生々しい生活の悲哀・閉塞感。今年はBAD HOPを筆頭に「劣悪なフッドでのストラグルから抜け出して成功する」というラッパー像がテレビにまで浸透した年だったが、ストラグルはいわゆるゲットー以外にも遍く存在している。川崎に一軒家を持つ一般的な家庭で育ったdodoが歌うのは、「収入がゲットー」である彼の、抜け出す方向もわからぬ低迷した生活だ。そこには成り上がりの目標も憎むべき敵もなく、薄墨のように不幸の影がすべてを覆っている。掴み所のない状況に向けられる彼の言葉は、夢想的で、自分にだけ向けて唱えられる呪文のようだ。その中にヒップホップ的な「ギャング」「神」への憧れが現れるのは、彼が自分を鼓舞する時にヒップホップが支えとなっていることを示すようで、グッとくる(僕もまたヒップホップを聴き続けて「ギャング」に憧れたりした、普通の家庭の息子なので)

 

★Moment Joon - Immigration EP
コメント:2014年に「#FightClubJP」でバズを起こした韓国出身のラッパーのEP。在日韓国人マルチリンガル、差別など、彼を取り巻く状況とともに語られることが多い(そしてこのEPでも彼はそれらについて強く意見を述べている)のだが、このEP全体のムードはそうした政治的なものよりも、彼自身の生活そして恋を中心とした落ち着いたものだ。「ふたりのグリーンハウスは日本っていう海を泳ぐ小さい船」(Mother Tongue)「シバさんから電話 でも今はちょっと出れない / だからlive in this Moment 今じゃなきゃこんな景色は見れない」(Getaway Bike)などなど…。聴いているこちらが赤面するような、生々しく輝く瞬間が歌われている。しかし、その背景にはやはり「24/7 頭の中 諭吉または移民法」(Mother Tongue)という風に彼を苛む事柄が顔を見せる。とかく「No New Friends」だの言い募って社会から断絶していく今日のシーンの中で、真っ向から社会と自らの暮らしを表現する彼の姿勢はもっともっと注目されてしかるべきだと思うんですが、どうでしょう……。このEPは本当に売れて欲しいです。

 


他には、香港のラッパーYoungQueenzが彼の仲間と出したEP(Dragontown)がゴリゴリのトラップとオリエンタルな音色の融合で最高だったとか、playboi Cartiの「ピッ!」っていう謎の合いの手が面白かったとか、YDIZZYのアルバムが良かったとか、いろいろあるんですが割愛で。正月に暇で暇で仕方ない人は、良かったら僕が2018年によく聴いた曲のプレイリストを聴いてみてください。それでは2019年も良い感じで!

 


マイベストアルバム(2018)
1.Awich - Beat  & Heart
2.BES - CONVECTION 
3.BES&ISSUGI - VIRIDIAN SHOOT
4.NORIKIYO - 馬鹿と鋏と
5.MC 漢 - ヒップホップ・ドリーム
6.QN - 春の嵐の中で
7.Sweet William × Jinmenusagi - la blanka 
8.TENG GANG STARR - ICON
9.ZORN - Anthology
10.般若 - 話半分
(順不同)

 


マイベストアルバム(~2018)
1.BES - REBUILD
2.Kojoe - here
3.jinmenusagi - LXVE 業放草
4.NORIKIYO - 花水木
5.SCARS - NEXT EPISODE
6.STICHY - RE:BIRTH
7.Squash Squad - Objet
8. 鬼 - 獄窓
9.般若 - 内部告発
10.5lack -
(順不同)

 


マイベストソング(~2018)
1. AKLO - COUNT ON ME feat.ZORN
2.AKLO - McLaren feat. T-Pablow & ZORN
3.SKI BEATS - 24 BARS TO KILL feat. ANARCHY, RINO LATINA II, 漢, MACCHO
4.DOPEY - Make Somebody Happy feat. King104
5.DJ HAZIME - Beats & Rhyme feat. MACCHO, NORIKIYO, 般若&DABO
6.MSC - 心にゆとりとさわやかマナー
7.NORIKIYO - 2 FACE feat. BES
8.OZROSAURUS - WHOOO
9.RYUZO - The Story
10.SEEDA - GOD BLESS YOU KID feat. MONDOH, ham-R, SHIZOO, OKI, NORIKIYO, BES
11.SEEDA - Path ft. Manny of SCARS,BES
12.SEEDA,BES,仙人掌 - Fact
13.SD JUNKSTA - 人間交差点〜風の街〜
14.SKY -HI - WHIPLASH feat. RAU DEF & 環ROY
15.SWANKY SWIPE - 評決のとき
16.YAMAZIN - ダウンタウンブギ
17.VITO - I Need Her (REMIX) feat. Cherry Brown, NIPPS, KOHH 
18.ZORN - かんおけ
19.鬼 - 小名浜
20.般若 - サイン
(順不同)

 


コメント:選考基準はおしなべて、「ライブに足を運びたいアルバム、シングルかどうか」です。ひねりのない選曲になりましたが、ラップスキル的にいえば、BES、ZORN、鬼が突出した存在です。ライブパフォーマンスは、NORIKIYO、ZORN、般若が好きです。2018年に見たライブでは、Kojoeも凄かった。

 

選者:よ


マイベスト音楽作品10(2018)
※番号は優劣ではなく発売日順

1. 冥丁『怪談』[TAPE]
2. 志人×ONTODA『位相空間EP』[CD]
3. 志人/玉兎『映世観-うつせみ-』[CD]
4. MONGOIKA『DEEP KELLY』[CD]
5. MONGOIKA『KINUTA⇔BERLIN MIX B』[CD]
6. MONGOIKA『long dream』[CD]
7. NO喫茶『NO KISSA』[TAPE]
8. KOR-ONE『WIND NOISE』[CD]
9. 志人×ONTODA『凹凸凹-BOKODEKOBOKO-』[CD]
10. 志人×ONTODA『意図的迷子』[12"]

 

 

あとがき:めちゃくちゃ長くなってしまいました。。1番下のこの文章まで読んでいる人はいるのでしょうか。1番下のこの文章まで読んでいる人にだけ特別に最近ゲットしたピカチュウを見せてあげます。

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質感とかめっちゃよくないですか?心の支えになるレベルでかわいいです。ポケモンはやったことありません。

ストリーミング始めてから趣味を押し付けあうハードルもだいぶ下がりました。みなさんのおすすめも折に触れてチェックしていこうと思います。最後になりましたが今回リストを送っていただいた皆さんに改めてお礼を申し上げます。助かりました!楽しかったです!さよなら!